解体工事の費用相場について

ESTIMATED COST

構造別の解体費用の目安

建物構造
坪単価の目安
30坪の目安
60坪の目安
木造住宅
坪単価
3~4万円/坪
30坪
90~120万円
60坪
180~240万円
鉄骨造住宅
坪単価
4~6万円/坪
30坪
120~180万円
60坪
240~360万円
RC造住宅
坪単価
6~8万円/坪
30坪
180~140万円
60坪
360~480万円

サービス料金の決め方

これらの数値は一般的な目安であり、実際の解体費用は地域や現場の状況によって異なります。​特に、都市部や交通の便が悪い地域では費用が高くなる傾向があります。​
また、内装解体の費用は、解体する面積や内容、建物の用途(オフィス、店舗、住宅など)によって大きく変動します。​具体的な費用を知るためには、解体業者に現地調査を依頼のうえ見積りを取得することをおすすめします。​
解体費用を安く抑えるには、複数の解体業者から見積もりを取り、比較・検討することが有効です。​また、自治体によっては解体工事に対する補助金や助成金が用意されている場合がありますので、事前に確認すると良いでしょう。

AVEREAVERAGE COST

エリア別の平均費用

エリア
解体費用目安
北海道・東北エリア
北海道・東北エリア
2~3万円
関東エリア
北海道・東北エリア
2.5~4万円
中部・北陸エリア
中部・北陸エリア
2.3~3.3万円
近畿エリア
近畿エリア
2.4~3.5万円
中国・四国エリア
中国・四国エリア
2.2~3.2万円
九州・四国エリア
九州・四国エリア
2.5~3.5万円

※「解体業者セレクト」に掲載する解体業者の費用相場より

上記の解体費用は目安であり、建物の状態や解体業者によって変動します。
鉄骨造やRC造の場合、一般的に上記の金額より1.5倍〜2倍高くなる可能性がある点にご留意ください。

VARIABLES

解体費用を変動させる要素とは?

解体費用は、主に次のような要素によって上下します。

  • 建物の構造(木造、鉄骨造、RC造など)
  • 建物の規模(広さや階数)
  • 解体対象物の種類(内部設備や特殊な建材)
  • 立地条件(交通の便や都市部か郊外か)
  • 現場の環境(周辺の障害物、狭い道など)
  • 廃棄物の種類と量(有害物質、リサイクル可能なもの)
  • 業者の選定(地域や提供するサービス内容)
  • 許可申請や手続き(行政手数料や必要書類)

これらの要素は、一般的に都市部の方が高くなる傾向があります。なぜなら、人件費や重機のレンタル料が都市部の方が高いことや、作業のしやすさが影響するためです。
地方では建物の間隔が広く、作業しやすい環境が整っていますが、都市部では隣家との距離が近く、工期が長引くことがあり、結果として費用が高くなるのです。

BREAKDOWN

解体費用にかかる内訳とは?

解体工事費用

建物の解体にかかる基本的な費用(人件費、養生費、機械使用料など)

廃棄物運搬費用

廃材の運搬にかかる費用(車両の手配、距離など)

廃棄物処理費用

廃材の処理、リサイクル費用

処分費用

アスベストなど有害物質の除去

行政手数料

許可申請や届出の手数料

付帯工事費用

基礎の解体、外構工事など

解体業者の利益

解体業者の利益

費用を安く抑えるコツ

一括見積りサービスを活用する

残置物を自分で処分する

国や自治体の補助金・助成金を活用する

まずは、複数の業者より相見積もりを取ることで、異常に費用が高い業者との契約を避けられ、費用の相場を掴むことができます。
また、家電・家具などの残置物は、ご自身で地域の処分場やリサイクルショップへ持ち込むことで、コストを削減できます。
国や自治体が行う補助金・助成金も、種類によっては大きくコスト削減につながりますので、見逃せないポイントです。